今回ご紹介させて頂く選手は
野球を本格的に始め
チームに入部したばかりの
選手をご紹介します！！
彼はチームに入部したばかりで
バッティングを教わった事もなく
基本的なバッティングフォームを
覚えることから始めました。
彼の課題は…
ボールの見方を覚える事。
小学生の選手によく起こる
動作として
上体を投手方向に向けて
肩が開いたままボールを
打ちにいっていました。
動作解析で
現状の問題点をお伝えし
彼に合った改善方法などを
プランニングし
レッスンを開始しました。
まずは下半身の使い方を
改善していきます。
軸足に体重を乗せることが
できる選手でした。
しかし足を上げ、
踏み込み足を着地していく際に
バランスをとることが
できていなかったため
不安定なスイングとなっていました。
そこでまずは
軸足の股関節へ『タメ』を作る
練習方法を行いました。
1.バランスディスクの上で
一本足で立つ。
2.つま先方向に体重をかけ
膝がつま先より出ないように
踏み込み足を着地させて行く。
3.足を着地させ、トップを作る。
この練習を行うことで
軸足の股関節に
タメを作った状態で
踏み込み足を出すことができます。
そうすると下半身が安定するため
スイング時にバランスを崩すことが
なくなりました。
次にスイングした時の
重心の位置を改善していきました。
体重移動が早く、上体が投手方向へ
突っ込んでしまうことがあったので
重心の位置の修正を行いました。
1.ステップをし、下半身が
回転しないようにスイングに入る。
2.スイング時は構えた状態で
体重を踏み込み足方向へ
移動し、スイングする。
(肩が開かないように)
3.踏み込み足の股関節で
体重を受け止める。
この練習方法は
踏み込み足で体重を受け止めながら
肩が開かないようにスイングを行います。
スイングするときに肩が開いてしまうと
ポイントがズレてしまうので
ステップからスイングが終わるまで
上体がうごかいないように
注意しましょう！
このように下半身を改善し、
安定させることで
スイング時の崩れを修正します。
体の開きは踏み込み足側で
体重を受け止め
ポイントを理解させることで
改善へとつながります。
肩の開く原因も
人それぞれ違います。
体の位置と
インパクトの位置が
理解できることによって
ミート力が向上しました！
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