野球選手 関節の柔らかい選手が気をつけたい事！

 

こんにちは！

BASEBALL ONE
アスレティックトレーナー

阿部将大です！

 

体の柔軟性というのはとても大切であり

柔軟性を向上させるためにストレッチに

取り組んでいる人も多いと思います。

 

柔軟性を向上させていく上でも

注意していただきたいポイントがあります。

 

それは

・関節の柔らかさなのか？

・筋肉が柔らかいのか？

という事です。

 

筋肉が柔らかいや柔軟性があるという事は

よく聞く事かもしれません。

しかし＜関節が柔らかい＞という事を

聞いた事がありますか？

 

関節が柔らかいというのは

たとえば肘でいうと本来伸ばした時には

肩から手首までが一直線になるように

伸びていきます。

関節が柔らかい状態であると

このように

肘が反るようになるまで伸びていきます。

これを通常よりも伸展してしまっているため

＜過伸展＞というのです。

 

これは肘だけではなく

膝や手首の関節や足首などあらゆる関節で

このような事があります。

またこのように関節が柔らかいというのは

基本的には

女性に多いのですが男性にもよくみられます。

 

僕が診させていただいてきた選手でも

肘の過伸展という状態の選手は多くいました。

 

このように関節が柔らかい状態の選手というのは

少し気をつけなければならないポイントがあります。

 

先ほどもお伝えしましたが

過伸展というのは通常よりも

肘が伸び過ぎてしまっている状態であるので

関節や筋肉には負担が多くなってしまいます。

そのためケガのリスクも高まってしまうのです。

 

だからこそ野球選手で

関節が柔らかいという選手は

注意しておかなければならないのです。

 

過伸展だから特別何かをするという必要はありません。

トレーニングをしていく事、ケアをしていく事

これらは何も変わりません。

 

毎日の取り組みが大切です。

しかし大切な事として

自分の関節がどのような状態にあるのか？

という事はしっかりと把握して

おかなければなりません。

 

自分の肘はどのような状態なのか？

一度チェックしてみてはいかがでしょうか？

チェックは簡単です。

肘を伸ばした時にまっすぐに伸びているか？

または伸びすぎて反るようになっていないか？

是非チェックしてみてくださいね！

 

このチェックの際に逆に肘がしっかり伸びずに

曲がってしまっている人は

正常の動きより狭くなってしまっているので

ケガにはしっかり注意していきましょう。

また伸びなくて痛みや違和感が少しでもある場合は

一度診察を受けるようにしていきましょう！

 

自分の体は自分で守ることが大切です。

ケガには十分に気をつけていきましょうね！