野球選手に必要な足の踏ん張る力！

 

こんにちは！

BASEBALL ONE
アスレティックトレーナー

阿部将大です！

 

足というのは立つ上でとても大切な部位になります。

人間は2足歩行であるため左右の足でバランスを取り

様々な動きを可能としているのです。

 

しかし野球においては片方の足だけで

バランスをとる場面も多くあります。

例えば

投球動作であれば軸足で立つときや

投球後のステップ足の着地から

体重移動をしてきたタイミングなどです。

バッティングでも軸足でのタメを作る際には

とても大切な動きになっていきます。

 

片足で立つということは

ある程度のバランスをとる動きが求められます。

このときに大切なのが

＜足の踏ん張る力＞

になります。

 

両足で立つときよりも片足で立つときの方が

バランスは取りにくいのです。

 

片足で立ったときには重心がぶれないように

片方の足でたえなければなりません。

 

踏ん張るというと足の指を握るようにして

バランスが崩れないようにたえたりするイメージを

持つ方も多いのですが

実際に足の指を握るという動作では

あまり効果的に踏ん張るという力を

出すことができません。

バランスをとるときには

地面と接地している面積が大切になります。

 

足の指を握るという動作では

接地している面積が狭くなってしまいます。

 

接地している面積が広ければ

バランスは取りやすくなっていくのですが

狭くなればそれだけバランスは

取りにくくなってしまうのです。

 

だからこそ足は指を曲げて踏ん張るのではなく

逆に指を少し横に広げるようにして

しっかりと足全体を地面に着けて踏ん張ることで

バランスは取りやすくなっていくのです。

 

これは靴を選ぶときにも大切なことです。

小、中学生など足も大きくなっていく段階で

あまりちょうど良い靴を履いてしまうと

足に余裕ができなくなってしまいます。

 

また成長の段階で靴がすぐに

小さくなってしまいます。

そのため少し大きめのものを

選択していく必要があるのです。

 

足の指の動きを良くしバランス機能を改善していく

エクササイズとして

「足指じゃんけん」

というものがあります。

 

これは単純に

足の指でグー、チョキ、パーを

行うだけなのです。

 

これは初めてやる方は以外に難しく感じると思います。

まずはグー、パーからで良いので

足の指を動かす練習をしてみてくださいね！

 

足の指が動くようになれば

バランスも取りやすくなり

踏ん張る力も強くなっていきます。

是非試してみてください！