burog

 

 

こんにちは。

BASEBALL ONE

好永

好永貴雄です。

 

今回は、甲子園の準決勝に
ついてお話ししたいと思います。

前回、甲子園には魔物がいる
というお話しをしましたが、
準決勝で魔物に会った気がします。

準々決勝で日大三高に9回逆転
勝利を収め、翌日の準決勝に挑みました。
私の中では、あと2勝と気持ちは
高ぶるばかりだったのですが、
体力は限界でした。

準決勝の朝、ベットから起きよう
としたのですが、自分の力でベット
から起き上がることができませんでした。

今までこんなことに
なったことがなかったので、
なんで?と不思議でしたが、
全身が鉛のように重たく、体が
思ったように全く動いてくれません。

でも、投げ切ることだけを
考えていました。試合前の
アップは、ストレッチ中心で、
ブルペンのピッチングも10球程度。
なるべく無駄な体力を使わないよう
心掛けていました。

試合が始まり、
コントロールとキレを
武器に今まで闘ってきたのに、
初回から四球を出したりと
自分のピッチングをすることすら
できませんでした。

準決勝までは、一試合平均2.3四球
だったのに、準決勝に関しては、
8四死球と散々でした。
それでも、チームの繋ぐ野球を
意識した打線で、8回を終わって
1点リードしてる展開で、
あと1イニング抑えたら、
決勝の舞台に立てると考えていました。
最後の力を振り絞り抑えにいった
のですが、9回の先頭打者に真ん中の
変化球を長打され、不運も重なり
1.3塁のピンチになってしまいました。

 

次の打者を
ピッチャーゴロに仕留め、
三塁ランナーが飛び出し挟殺プレー
になったのですが、
そこで大事件は起こりました。

私も挟殺に入り、目の前のランナー
にタッチをすればアウトなのに、
そこでなぜか体が止まり、タッチを
することができずにランナーが
三塁に戻ってしまいました。

 

私の中で、やってしまった。
でも、アウトは欲しいという
思いから、一塁ランナーが飛び出し
ていたので、なにも考えずに、
ただ無心でボールを投げてしまいました。

イメージでは、アウトにできる球を
投げたのに、実際は高めに大きく
逸れてしまい、
逆転を許してしまう形となりました。
私は頭の中が真っ白で、その場に
ただ立ち尽くす事しかできません。
今でも、あの光景は鮮明に覚えています。

ですが、一番忘れたい思い出です。
甲子園には魔物がいる
最後の最後に魔物を見た気がします。

なんでああいう事になってしまった
のか、自分でもわかりません。
準決勝で敗退してしまったのですが
涙は全く出ませんでした。

終わった。。。
ただそれしかなかったです。
チームメイトは皆泣いていました
悔しかったですが、
達成感の方が私の中では
大きかったのだと思います。

 

なので、悔しい負け方でしたが、
後悔はありませんでした。

ここまで、全試合応援してくれた
親、学校、地域の方々に本当に
感謝しています。

 

一緒に闘ったチームメイトは、一生の宝物です。



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