野球選手 トレーニングで遅い動きに慣れてしまっていませんか？

 

今年の冬は気温差の激しい冬です。

 

気温差によって体調を

崩してしまわないように

管理をしっかりしていきましょう。

 

トレーニングでは追い込んで

行えていますか？

 

しっかり追い込んでレベルアップに

つなげていきましょう。

 

トレーニングで追い込んでいくと

必ずスピードが落ちていきます。

 

これは誰もがそうです。

 

追い込みにより筋力をつけたり

持久力をつけるということは

とても大切なことです。

 

しかし体力や筋力をつけて

終わりではありません。

 

最終的な目標は

試合などの実践で

結果を出すことです。

 

追い込んでだんだんと

動きが遅くなってきて

耐えるという体力、筋力は

向上していきますが

実際のプレーにおいては

直結した動きにはなっていきません。

 

「ティ打撃」

連続打ちを多く行い

スイングは遅いながらも

100球打ち続けた…

 

もちろん持久的な筋力はつきます。

 

しかしスイングスピードに注目すると

遅いスイングしかできていません。

 

これでは体が遅く振るということで

動きを習得してしまうので

筋力はついてもなかなか

スイングスピードが上がらない

ということになってしまいます。

 

下半身のトレーニングでも同様です。

追い込んで耐え続ければ

体力や筋力はつきますが

ゆっくりとした動作でしかないのです。

 

パフォーマンスにつなげていくためには

速い動きというのが必要になります。

 

では速い動きを獲得するためには

どうしたら良いのか？

 

追い込んだメニューの後に

少ない回数で良いので

速い動きを取り入れることが大切です。

 

ティ打撃であれば

いつもよりも軽いバットで

10回程度の連続速ぶりを行う。

この時には

とにかくスピードを意識してください。

 

スピードを維持できなければ

回数を少なくしても構いません。

 

また下半身トレーニングであれば

もも上げや反復横とびなどの

メニューで構いません。

 

とにかくスピードを意識して

行ってください。

 

およそ2〜3セットできると良いのですが

セット間の休憩はしっかり取り

1セット1セットで最大のスピードを

出せるように意識してくださいね！

 

トレーニングは最終的にパフォーマンスに

つなげなければ意味がありません。

 

ただきついメニューをやって満足しないためにも

速さということを意識して

トレーニングを行ってくださいね！
アスレティックトレーナー
阿部将大