ピッチングフォーム改善事例小学6年生

こんにちは
BASEBALL ONE

ベースボールアナライザー
西村昌太朗です。

昨日は
一宮ベースボールジムにて
小学生投手のフォーム改善のサポートを
2名行いました。
この二人の投手と
お会いさせていただいたの
この日が初めて^_^

最初は緊張している様子でしたが
時間が経過するに連れて
だんだんと仲良くなれました！

小学6年生ということで
今年が少年野球最後の年！
泣いても笑っても今年しか

少年野球でプレーする事はできません！
大事な大会も控えているという事で
長期的な無いようではなく
緊急を要するフォーム改善の
内容をこの二人には
アドバイスさせていただきました。

まずは
改善画像をご覧下さい。

左側が改善前
右側が改善後です。

どこを修正したか分かりますか？
ピッチングセルフチェックにも
登場してきますが
リリースで肘が下がってしまう
投球フォームで投げてしまっています。

この↓フォームですね。

実はこの投げ方をしてしまう
少年野球や
中学野球(シニアボーイズヤング)の
選手というのはとても多い。

その結果
スピードが上がらない
肘が痛いという選手もいます。

肘が下がるというのは
このリリースのポイントでもこのように
起きます。なのでこの肘が下がる投げ方は
スグに！改善していきたい内容です。

この選手は肘が下がっていたフォームを改善後
「投げやすくなって腕が振りやすい！」と
笑顔で僕に伝えてくれました！

もう一人の投手は
左投手。この選手は関節、筋肉が
とても柔らかい動きをしていたので
そのメリット、デメリットをレクチャー
させていただき、その対策とフォーム改善を
行いました。

しかし

この内容はどちらかというと
中・長期的な改善内容なので
「焦らずに、じっくり」というお話。

先ほどもお伝えした通り
この日はまず！緊急を要する内容に
絞込みフォーム改善を行いました。

この左投手の選手は
ぞくにいう、”突っ込む”フォーム
だったのでこの突っ込んでしまう
投球フォームの改善を行いました。

こちら↓をご覧下さい！

右側の画像が改善前
左側の画像が改善後です。

頭がキャッチャーの方向に
突っ込んでしまうフォームを
改善した結果、、、

前足のヒザの開きも抑えられ
左腕も早い段階で、
トップの位置に入ろうとしています。

このフォームを見て
「かっこいい！」と本人も
喜んでくれてこのフォームの習得に
励んでいただく事になりました。

改善時間

この二人の投手が
このようにフォームを改善する為に
費やした時間は、、、

▲ 改善時間 15分

▲ 改善時間 2秒 (一言)

ほとんどの選手が
こうしたフォームに改善する為に
膨大な時間を費やしますが
フォーム改善という段階でそんなに
時間をかけていられません。

時間をかけなければいけないのは
こうしたフォームを無意識状態でいかに！
何度も！再現できるかです。

自分が理想とするフォームを
1回しかできない。
これじゃ試合で使えません。

自分が理想とするフォームを
意識しないとできない。
これも試合じゃ使えません。
なぜなら他にも
意識しないといけない事(考える)が
山のようにあるため試合中に
細かなフォームの事など
考えていられないのです。

もしあなたが
ピッチングフォームや
バッティングフォームも改善で
時間がかかっているのなら

ちょーと！時間の使い方が
もったいないですね！

もう一度！
自分自身のフォームを見直して下さいね(^0^)

このブログの執筆者

BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー
　西村昌太朗
(ニシムラショウタロウ)

2012年 野球専門・動作解析サポート
BASEBALL ONE設立。
現在までにプロ野球選手をはじめ、
全国の社会人選手から少年野球選手、
女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。
またチーム単位でのサポートも実施中。
年に数回行われる限定キャンプや
セミナーには県内だけでなく全国の選手や
その保護者が参加するほどの人気。
また自信が配信するビービーワン！通信は
県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、
購読者は指導者から選手までと
幅広い層に好評を得ている。
2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し
野球情報専門のブログとしては急激に
購読者が増えている。