ピッチャーの球速アップ練習まずこれ↓を取組んでみては？

こんにちは
BASEBALL ONE

ベースボールアナライザー
西村昌太朗です。

昨日は一宮ベースボールジムで
ピッチングトレーニングの
グループレッスンでした！

昨日、このトレーニングに
参加してもらったメンバーの選手達には
球速をあげる為のステップと
球速をあげる為の腕の振り方を
レクチャーさせていただきました。
その中でこんな話を彼らにシェアしました。

「足を速くしたいと思っていて
今、目の前に坂道が
あったらどういうトレーニングをする？」

と彼らに聞くと
全員が、、、
「登る！」と答えました。

これはこれで正解なんですが

しかし、本当に足を速くしようと思ったら
この坂道を「下ること」が正解の１つです。

なぜ？登るのではなく！
下る事が正解なのかお分かりですか？

そうです！
下ることで普段、自分の力では発揮できない
足の動きができるようになる為
足が速くなったときの感覚を体が覚えてくれます。

この、トレーニングの方法自体は
たくさんの選手や指導者の方が
採用している方法です。

この原理を使って
この日、彼らに取組んでもらったのが、、、

ジャンピングスローによる
練習方法です！

この練習を行う事により
先ほどの坂道を下る事と同じ感覚で
ボールを投げる事ができるようになります。

トレーニングや練習というのは
基本的には負荷をかけるような
内容になっています。

しかし、このジャンピングスローや
坂道を下るトレーニング方法というのは
負荷をかけるのではなく
「普段できないスピードの動き」を
体に体感させて、足を速くしたり
腕の振りや、体の使い方のスピード感を
アップさせてレベルアップを取組みます。

効果が現れるのが早い選手だと
このジャンピングスローを
数十球取組んだだけで
球速がアップする選手もいます。

この内容自体、
オフィシャルブログで今までも
たくさんご紹介させていただいて
おりますので、
「知ってる！」「聞いた事ある！」
という方もいらっしゃるでしょうが、

知っているとか聞いた事あるなんて
いうのは何もやっていないのでダメですからね！
実際の練習にまずは導入してください。
すみません。話が少しそれましたが、、、

この日、初めてこの練習方法を
取組んでくれたこのメンバー達は
「凄く腕が振りやすくなった！」
「試合の前の準備でもやりたい！」
「自主練習でも取組みたい！」と、
凄く嬉しそうな顔で僕に
感想を伝えてくれました(^_^)

ただし、この練習は注意ポイントが
いくつかあります。
それを無視すると
肩や肘を逆に痛める事があるので
この日、この練習メニューを取組んだ彼らには
絶対に守る球数や練習スケジュールの
約束もさせていただきました！

レベルアップをしているのに
怪我をしていては元も子もないですからね！

来週、また彼らとのトレーニングが
開催されますが次のトレーニングでもこの
ジャンピングスローによる球速アップ法を
更に深い内容で！より実践に落とし込んで
ピッチングに繋げていけるように
サポートしていきます(^0^)

P.S
以前、大川のブログにも紹介されていましたが
右投手と左投手は同じ投手でも
様々なポイントの動きが異なります。
なのでグループトレーニングとはいえ
全員が全く同じ内容にはできません。

チーム関係者の方は要注意です！

このブログの執筆者

BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー
　西村昌太朗
(ニシムラショウタロウ)

2012年 野球専門・動作解析サポート
BASEBALL ONE設立。
現在までにプロ野球選手をはじめ、
全国の社会人選手から少年野球選手、
女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。
またチーム単位でのサポートも実施中。
年に数回行われる限定キャンプや
セミナーには県内だけでなく全国の選手や
その保護者が参加するほどの人気。
また自信が配信するビービーワン！通信は
県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、
購読者は指導者から選手までと
幅広い層に好評を得ている。
2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し
野球情報専門のブログとしては急激に
購読者が増えている。