こんにちは
BASEBALL ONE
ベースボールアナライザー
西村昌太朗です。
僕は前々から
このお話をさせて
いただいていますが
少年野球の選手から
社会人野球の選手を含め
もう一度、「試合前のアップ」を
見直さなければ
ならないのではないでしょうか?
先日も高校野球を
観戦させていただきましたが
第一試合でない限り
ほとんどのチームは球場の外。
アスファルトでアップ(準備運動)を
行う事になります。
ですが、練習の時は
グランド全体を使って
土の上でこのアップを行います。
また、チームによってはこの
アップ中にトレーニングを盛り込みます。
時期によってはこうしたメニューも大切ですが
試合が近づくにつれて試合のときと同様に
短いアップ
そして、アスファルトの上で行う
アップも普段のメニューに
取り入れていかなければ
ならないのではないでしょうか?
確かに土に比べれば
アスファルトは足腰への
負担が大きいと言われていますが
連盟がアップする場所を
土に変えてくれない限り
この環境は変わりません。
ある高校野球チームでは
甲子園や予選の試合前に
「大きく取れるスペースなんかない」と
公式戦の試合前を想定したアップを
大会の1ヶ月程前から導入します。
(神奈川の方はこの↑話はよくご存知かと)
僕自身、社会人野球チームに所属し
都市対抗予選に出場した時
コーチから
「東京ドームはアップする
スペースが狭いよ」と
予めアップする場所の情報も
提供していただいていました。
高校野球あるあるでは
「アップがやたら長い」なんて事を
書かれたりしますが
試合前のアップに関しては
どのチームも通常通りの時間は
おそらくとっていないでしょう。
それであればやはり
試合前のアップから
短い時間のアップとアスファルトで
行う小スペースを
想定したアップが必要になるでしょう。
そして
大会開幕数週間前から
このアップを終えたあと
キャッチボールを5分〜10分ほどで
終え、試合前ノック(7分)から
練習をスタートするなど
試合の想定を徹底する必要がありますね。
何にしても
「試合を意識して練習をしろ!」と
指導をするのであれば
こうした練習の流れ、環境面も考慮して
取組むことでより選手の気持ちを
試合モードに切り替えさせる事ができます。
尚且つ、試合当日に
「いつもと違う」特別感を出さずに
平常心のまま試合に臨ませる
可能性が一気に上がる事でしょう。
勝ち進んだチームは
まだまだ1週間、2週間の時間があります。
今から取組んでみるのもいかがでしょうか(^0^)
このブログの執筆者
BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー 西村昌太朗 (ニシムラショウタロウ) 2012年 野球専門・動作解析サポート BASEBALL ONE設立。 現在までにプロ野球選手をはじめ、 全国の社会人選手から少年野球選手、 女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。 またチーム単位でのサポートも実施中。 年に数回行われる限定キャンプや セミナーには県内だけでなく全国の選手や その保護者が参加するほどの人気。 また自信が配信するビービーワン!通信は 県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、 購読者は指導者から選手までと 幅広い層に好評を得ている。 2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し 野球情報専門のブログとしては急激に 購読者が増えている。
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