少年野球 子供は筋肉がつきにくい？

 

よく筋力トレーニングは子供に

やらせないほうが良いのでは？ 

と思われている方も多くいます。

 

以前にも紹介しましたが

これは大きな間違いなのです。

 

トレーニングを行うことにより

筋肉からも成長ホルモンが分泌されていくため

成長を促してくれるのです。

 

またトレーニングにより

さまざまな動きを習得していくことが

できるので取り組んでいくべきものなのです。

 

その中でも注意ポイントがあります。

 

トレーニングといっても

ただ重いバーベルなどを持ち上げたり

きつく追いこむだけが

トレーニングではありません。

 

正しい体の動かし方を学んだり

より力強い動きをするための

体の動きということも大切なのです。

 

また今日紹介したいことは

『子供は筋肉がつきにくい』

ということです。

 

体を大きくしていきたい

体が細い

と悩む選手も多いと思います。

 

成長には段階があります。

 

もちろん個人差も大きいのですが

成長していくには

段階を踏んで成長していくのです。

 

 

先ほど成長ホルモンという言葉が出ましたが

体の中ではさまざまなホルモンが分泌されて

調整を行ったり「生きる」ということが

できるのです。

 

その中で成長に関係してくるのが

成長ホルモンでもあるのです。

 

体作りや成長に関連するホルモンというのは

成長ホルモンだけではなく

さまざまなホルモンが関わっているのです。

 

成長していく段階で

思春期以降になっていくと

筋肉を発達させたり体が大きくなっていく

ホルモンが出ていくのですが

思春期前にはこのホルモンの分泌量が

少ないため筋肉量や体重が

思春期以降の子供よりも増えていきにくいのです。

 

よって

思春期前の子供というのは

体が大きくなっていきにくいのです。

 

およそ小学生や中学１年生ぐらいまでの

年代というのは筋肉量や体重が増えにくいため

体が大きくなっていかない

体が細い

という悩みがあっても焦る必要はありません。

 

だからと言って何もしなくて

良いわけではありません。

 

成長するための準備として

しっかりと食事の量を取り

トレーニングにも取り組んでいく

必要があるのです。

 

成長はどのタイミングで起こるのかということは

実際のところわかりません。

 

『成長し始めてからでいいや……』

では遅いのです。

 

早いうちから準備をしておく

必要があるのです。

 

しっかり食事にもトレーニングにも

意識して取り組んでいきましょうね！

 

アスレティックトレーナー
阿部将大