追い込まれた時こそチャンス

BASEBALL ONE

豊川フィールド

大川学史です。

 

 

『火事場の馬鹿力』という言葉があります。

 

 

「普段は非力な人が、

火事の際には重いタンスでもかついで逃げる」

という意味の、非常事態に直面したとき、

人間は思いもかけない力を出すということの例えです。

 

 

実際、人は追い込まれると、

信じられない能力を発揮することがあります。

 

そのような状況に追い込まれると、

人は何らかの行動を起こします。

 

普段やらない行動をしてしまうのです。

 

 

ここ一発で、結果を残す人は、

この追い込まれた状況を自分で作り出しています。

 

 

つまり、普段では、

発揮できないようなパワフルな行動を利用して

目標達成に近づこうとしているのです。

 

 

 

簡単に言えば、どうしてもやらなくてはならない理由を

目標の中に設定してしまうことになります。

 

 

そうすると、自動的にモチベーションが上がり、

目標達成に向けて動き出します。

 

『追い込まれた時がチャンス』

 

私もそうでしたが

独立リーグでプレーしてから

大きく変わりました。

 

「あとがない」

と常に自分を追い込んでいましたので

練習への取り組みが変わりました。

 

このとき、今までの自分がいかに

自分に甘かったのかということも

痛感しました。

 

実際に夢を掴んだ選手で

忙しい中でも、どうにか時間をやりくりし、

見えないところで静かに努力を重ねて成功した人を、

私は何人も知っています。

 

 

彼らは自ら追い込まれた状況を作り出して

自分の能力を引き上げる術に長けています。

 

 

反対に練習を継続できない選手は

自分でモチベーションを

コントロールできずにいる人です。

 

 

そして、大抵は言い訳をしてしまいます。

 

 

「時間がないから」

「勉強で忙しいから」

「疲れているから」

 

と言った具合です。

 

 

 

確かに、言い訳をすれば楽ですし、

その場では救われる気がします。

 

しかし、現実は何の解決にもなっていません。

 

 

自分の夢を持っているのに関わらずに、

親鳥が取ってくる餌を待っている小鳥のようなものですね。

 

 

そんなことでは、

いつまでも成長することができません。

 

 

やはり、自分で餌が取れるようにならなければ、

巣立つことはできません。

 

 

いつ、あなたは火事場の馬鹿力を出しますか？