こんにちは!
BASEBALL ONE
西村直樹です!
投手の考えとして、
「速いボールを投げたい」
と思ったことは誰しもがあると思います。
速いボールが投げられれば、
打者はボールを見る時間も
短くなりますし、
遅いボールを合わせることで、
タイミングを崩しやすくなります。
私自身も
速いボールを投げたい思いも強く、
様々な本を読み、練習に取り組みました。
その中で感じたことは、
「多くのボールを投げたからといって、
速いボールを投げられるということではない」
ということでした。
何も考えずにボールを投げただけでは、
肩や肘、指先だけで投げてしまい、
故障の原因になります。
また、体全体を使ったフォームでなければ、
力を発揮することができません。
速いボールを投げる為には、
負担も大きくなってくるので、
その為の基礎体力や基礎筋力を
つける必要があります。
今回はその中で、
「基礎筋力アップの為の練習」
についてお話ししたいと思います。
まず、基礎筋力アップについてですが、
皆さんが思っていることは、
「筋力トレーニング」
ではないでしょうか?
もちろん、器具を使用し
色々な筋肉を強化することは
とても大事です。
しかし、これだけでは
上記でお話しした、
故障の原因回避のための
強化には足りません。
体を強化するためには、
その強化した筋肉のつなぎ部分を
強化する必要があります。
そこでご紹介したい練習が、
「インナートレーニング」
です。
棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋
と言った肩回りの小さい筋肉を鍛えることで、
肩関節の安定性をつけるこができます。
外側の筋肉は筋力トレーニングで
鍛えることができますが、
強く投げる・故障をしないために
内側の筋肉を鍛える必要があります。
内側の筋肉を鍛えることで、
筋力トレーニングに耐え得る
力の形成、腕を強く振るときにくる
衝撃の負担軽減、
コントロールをつける為の
リリースの安定が身に付きます。
私自身も投げる前・投げた後と、
意識して取り組んでいました。
その結果、
高校入学時 → 130km
高校2年時 → 143km
高校3年時 → 146km
とボールにも速さが出るようになりました。
一概にこの練習だけしていたら
速くなるとは言えませんが、
速いボールを投げる為には、
相応の体を作ることが必要になります。
ぜひ、日頃の練習に加えて、
「インナートレーニング」
を試してみてください。
最後にインナートレーニングの練習方法
を載せておりますので、参考にしてください。
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