こんにちは。
BASEBALL ONE
上之薗 北都です。
どれだけ良いボールを持っていても
配球次第では打たれてしまいますし
反対に配球がよければ
速い！と言われるボールがなくても
抑えていくことができます。
この配球
キャッチャーが考えサインを出すもの
と考えがちですが
ピッチャーもバッターを見て
考えていかなくてはなりません。
キャッチャーは
バッターを後ろからしか
見ることができないため、
分からない部分も出てきます。
そこで今回は
ピッチャーがバッターのどこを
見て配球を決めていくのか
ということについて
お伝えしていきます。
まず、「バッターを見る」というのは
打席に入ってからでは遅いです！
打席に入る前、
ネクストバッターズサークルに
いる時から見ていくことが必要です。
ここで見ていきたいことは
打者が素振りをしている時に
どこのコース、高さを振っているかです。
ネクストバッターズサークルでの
素振りというのは
無意識に自分の好きなところを
スイングしている選手
というのが非常に多くいます。
その軌道というのが
その打者の振りやすい軌道となるため
そこは気をつけていくということを
見ておく必要があります。
次に見ていく点は
バッターボックス内の
打者の立つ位置です。
これは、キャッチャーから
よく見えるものではありますが
ピッチャーも確認しておく必要があります。
なぜかというと
キャッチャーから出たサインの
本当の意図をわかるためです。
例えば
打席から離れている打者に対して
インコースのサインが出たとすると
立ち位置を見ていないと
それがストライクを狙うのか
ボールで良いのか判断ができません。
ここでキャッチャーの意図と
合わないと配球はずれていってしまいます。
最後に見ていきたいポイントは
ファウルボール時にボールが
バットのどこに当たったか
ということです。
打球方向というのは
よく見ると思うのですが
バットの先なのか根っこなのか
前で打っているのか差し込まれているのか
ということも重要になっていきます。
ストレートを差し込まれていて
バットの根っこに当たっているのに
ハーフスピードの変化球を
投げていってしまうと
ちょうどタイミングが合ってしまう
可能性があります。
今回、お伝えした
配球を決めていく上で
ピッチャーが見ていく
３つのポイントを参考に
ピッチャーとキャッチャーが
協力して配球を組み立てていくことで
より有利に試合を運んでいくことが
できると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
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