中3の選手が高校1年からレギュラーを獲得する為の準備とは

こんにちは
BASEBALL ONE

ベースボールアナライザー
西村昌太朗です。

今日は僕が中学3年生の頃の
お話をあなたにシェアさせていただきます。

僕は中学3年生の5,6月頃に
高校の進路を決定しました。

中学3年生の時の最後の大会は
あっさり負けてしまいましたが
すでに進路が決まっていた事もあり
また、僕は軟式だったので

すぐに硬式ボールを使った
練習やトレーニングをスタートしました。
僕の周りにいたチームメイト達は
この最後の大会が終わった瞬間に
一気に弾けていました笑

まあ3年間、野球漬け朝練もあれば
夏休みや冬休みなどは
朝から晩まで練習や試合ばかり
まともな休みがなかったので
その気持ちも分かりますが

その当時の僕には
全く理解ができませんでした。

おそらく
ほとんどの選手が
7月、8月頃
中学の野球を終えます。
代表選手などに選ばれる選手は
もう少し、プレーをするとは思いますが

これぐらいの時期に
野球から「解放」されるわけです。

僕はこの当時からどうしても
プロ野球へいく！という気持ちが強く
プロへ行く為にまずは
「高校1年生」のうちに試合に出なければいけないと子どもながらに感じていました。なので夏の大会が終わっても「遊びたい」とか「やっと終わった」とかそんな気持ちは全くありませんでした。

約1年練習も試合もしない

よーーーーーーく！
考えてもらいたいのですが
この時期に中学の野球が終わると
来年の4月頃までほとんど
チームでの練習など行いません。

ましてや
試合などできませんね。

でも、高校1年生から試合に出ようと
思ったらその高校で競争相手になる
先輩達は毎日、練習しているわけです。

せっかく
中学3年間で培ってきたものを
終わったからといって遊びなどに
時間を使って台無しにすることほど

「もったいない」ことはありません。

1年練習

ほとんどの高校の監督さん達は
中学3年生の選手がその後
「遊んでいる」事を誰よりも知っています。

そして
グランドにきて少し
動きを見ればその選手が
練習をしてきているか。
してきていないかを一目で見抜きます。

少なく見てもほとんどの選手が
練習をしてきていないと想定すると
まず野球をするとかしないとか
投げる、打つなど野球のプレーよりも

まずは
「体力を戻す」という事を考えます。

なので必然的に練習ではなく
ボールもバットもグラブも使わない
トレーニングやランニングを主とする
「1年練習」が行われるのです。

僕たちの時代によく言われていたのは
この時に選手はまずふるいにかけられます。
そして、数名の選手がこの時点で辞めていきます。

当たり前の話ですが
ただでさえ、高校野球の練習というのは
中学時代よりもハードになるのに
約1年も遊んでいたらついていけませんね！

中学3年生の選手！
高校野球で野球を続ける選手
また、将来プロを目指す選手は

ここからが勝負になります。

128km⇒141km

僕は中学3年生の夏休み
ある所で球速を計測しました。

その時の球速が128km
硬式ボールを練習し始めてちょうど
1ヶ月ぐらい経過した時でした。

自分では130km後半ぐらい出ていると
思ったのですが
自分の想像と10kmも差があったので
この時、僕はとても落胆しました・・・

僕はこの当時
ランニング7kmを日課にしていました。
雨が降ってもこれだけは続けました。

肩のトレーニングやピッチング練習
バッティング練習(スイッチを練習)
1週間のうち6日ほどはこういった練習を
続けました。

僕はその後
3月に入寮し、早くから
チャンスをもらいました。

そして
5月のある練習試合で
対戦校のスピードガンで141kmを
高校1年生の時に計測しました。

自分なりに考え
中学野球が終わった時点から
練習やトレーニングを高校野球仕様に
変化させていたので

この結果が出たときは
本当に嬉しくて^_^ その後
1年生で背番号1をつけさせて
もらったのですが
友だちにながされず、遊ばずに
練習を続けてきた事がこのような
結果として現れた
この時のことは今でも忘れません。

一昔前に比べ
勉学の評価がかなり厳しくなっていますが
1日1時間ぐらいは誰でも
野球の時間というのは取れるはずです！

高校野球ができる期間というのは
実質2年半だと言われています。

中学野球が終わり
遊ぶ選手は

入学して約半年は1年練習です。
なので実質、高校野球ができるのは
2年ほどでしょう。

しかし
中学3年の夏に中学野球が終わり
そこから、高校野球の準備に
取りかかる選手は

1年練習を免除され
高校野球を2年半！フルに
活躍できるようになるでしょう。

僕が今お話させていただいた
内容は高校野球の常識です。

あなたは
中学野球が終わり
それでも遊びますか？

高校へ行ってからでいいや！
そんな気持ちにもしなっているのであれば
確実に高校野球の壁にぶち当たりますよ。

BASEBALL ONEにやってくる
中学3年生の選手が増えてきています。

彼らはこのブログを読む前に
自分自身で高校野球へ向けた
スイッチを入れています。

高校へ入学するまでの
この半年間でどれだけ
高校野球に向けた準備ができるか？

自分を極限まで追い込み
体力的なレベルアップも行えるかが大事です。

フォーム改造もこの時期が
ポイントになります！

もう一度
質問します。

あなたは今から遊びますか？

または、将来の目標(プロ、甲子園)の為
今からもう一度、練習や
トレーニングをしますか？

このブログの執筆者

BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー
　西村昌太朗
(ニシムラショウタロウ)

2012年 野球専門・動作解析サポート
BASEBALL ONE設立。
現在までにプロ野球選手をはじめ、
全国の社会人選手から少年野球選手、
女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。
またチーム単位でのサポートも実施中。
年に数回行われる限定キャンプや
セミナーには県内だけでなく全国の選手や
その保護者が参加するほどの人気。
また自信が配信するビービーワン！通信は
県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、
購読者は指導者から選手までと
幅広い層に好評を得ている。
2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し
野球情報専門のブログとしては急激に
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