球速アップを目指していく上で、
体を鍛えるだけではいけません。
強い体、瞬発力に加えて、
体の柔軟性も必要となります。
特に投球動作においては
胸郭の柔軟性が大切となります。
ろっ骨で覆われている部分を
胸郭と言います。
このろっ骨の部分には
多くの筋肉が重なり合っており、
胸郭が動かなければ
様々な動きの制限がかかってしまうので、
いくら腕のしなりを作り出そうとしても
作り出すことはできません。
この胸郭の柔軟性を
獲得していくことで、
下半身の力を上半身に
伝えていくことができます。
胸郭の柔軟性を高めるための
オススメのストレッチメニュー5種目を
ご紹介します!
1、胸郭と肩甲骨の動きをよくするメニュー
【手順1】
四つん這いの姿勢をとります。
【手順2】
片方の手を頭の後ろにおきます。
【手順3】
肩甲骨を動かしながら
肘を反対の手首にタッチをします。
【手順4】
肩甲骨を背骨側に寄せる動きと、
胸郭の動きを意識して
開いていくようにしましょう。
【目的】
胸郭、肩甲骨の動きを改善していき、
胸郭と肩甲骨の協調した動きを
習得するメニューとなります。
【注意点】
支えている腕を
地面を押す意識を持つことで、
開いた側の肩甲骨も
動かしやすくなります。
肘から上げようとしてしまうと
腕が上がりにくくなるため、
肩甲骨また胸郭から開く動きを
意識するようにしましょう。
また、開く動きの時に
肩をすくめないように注意し、
無理に動かそうとするのではなく、
できる範囲で徐々に広げるように
意識して取り組んでください。
四つん這いの姿勢が崩れすぎないように
注意することもこのメニューを
行う上で重要なポイントとなります。
2、下半身と胸郭の動きを獲得するメニュー
【手順1】
ランジの姿勢を作るようにして
足を前に踏み出します。
【手順2】
両手を横に広げて
踏み出した足の方向に
体をひねっていきます。
【手順3】
真横にひねっていくのではなく
後ろの手が少し下にいくようにして
斜めにひねります。
【手順4】
体をひねった際に
後ろ足の股関節の前側や
上にあげた側の脇腹のあたりが
伸びるように意識して行いましょう。
【目的】
投球動作に近い、
ランジの姿勢を作りながら、
胸郭の動きを出していくことができます。
【注意点】
腰を反った形で
体をひねらないようにしてください。
また、ランジの姿勢の時に
前足の膝が前に出たりしないよう
しっかりと足を広げ、
腕だけでひねりを作らず
体をしっかりとひねることを
注意しましょう。
ひねる動きの時に上にくる手を
斜め上方向に伸ばしていく意識を持つことで
ひねりもスムーズとなります。
3、股関節と胸郭の動きを良くするメニュー
【手順1】
ランジ姿勢を作ります。
【手順2】
前に踏み出した側の手で
反対の手の手首を持ち、
頭の上に上げるようにしましょう。
【手順3】
正面を向き肘を伸ばした状態で
真横に倒していきます。
【手順4】
左右を繰り返し行います。
【目的】
股関節と胸郭の動きを良くすることで
リリースポイントが安定しやすくなります。
ウォーミングアップの動きづくりの中から
取り組んで行きましょう。
【注意点】
ランジ姿勢をしっかりと作り、
安定させた状態で
体の側屈を行うようにしましょう。
その際の姿勢ですが、
上半身が地面に対して垂直になり、
真横に体を倒すようにしくてください。
ランジ姿勢を作る際には
足をまっすぐに
出していくようにしましょう。
肘を伸ばして行うことで
胸郭をしっかりと動かすことができます。
下半身をまずは安定させることで
胸郭も動かしやすくなるので、
ランジの姿勢を確認しながら
取り組んでください。
4、胸郭の動きと股関節の柔軟性を良くするメニュー
【手順1】
足を前後に開いて
ランジのような姿勢を作ります。
【手順2】
前足に体重を乗せて
前足の方向に腕を開いていきます。
【手順3】
後足に体重を乗せて
前足の後面を伸ばします。
【手順4】
前後の体重移動と
胸郭・股関節の動きを行います。
【目的】
投球動作に必要な
胸郭と股関節の動きを
よくしていくために取り組みます。
また、股関節に乗った状態での
体重移動の感覚も
身に付けることができます。
【注意点】
体を開いていく方向に
膝も開いてしまわないようにしてください。
前足に体重を乗せる際には、
膝が前に出過ぎないように
注意しましょう。
また、後足に体重を乗せる際には、
前足の膝をできる限り
伸ばすようにしてください。
後足に体重をかけていく際には、
前足のつま先は上に向けてあげ、
前後の体重移動はまっすぐに
行っていくように取り組んでください。
5、バランスと胸郭の動きをよくするメニュー
【手順1】
足を前後に開きます。
【手順2】
前足と逆の手で
前足の足首をもちます。
【手順3】
前足側に体を開きながら
手を地面に対して垂直まで広げる
【手順4】
回旋の動作を繰り返す
【目的】
動きでのバランス能力を向上させながら、
柔軟性の獲得を目的として行います。
【注意点】
手から手までが、
真っ直ぐになるぐらいまで
体を開いていくようにしましょう。
その際、両足の膝は出来るだけ
伸ばした状態を維持して行います。
股関節の動きも硬いと
動きが広がりにくくなってしまうので、
最初はゆっくりと開き、
体の安定する位置を確認しながら
行うようにしましょう。
前屈動作をしっかりととることで
上半身にも余裕ができ、
バランスをとりやすくなります。
今回、ご紹介した
5つの胸郭のメニューを
取り組んでいただき、
球速アップに向けて
取り組んでみてください!
今回ご紹介させていただいた
ストレッチのほかにも
ぜひ、あなたに取り組んでいただきたい
ストレッチがあります。
そのストレッチを取り組んでいただき
体のしなやかさを身につけて
球速アップへとつなげてください!
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