高校野球を迎えるにあたり必要なこととは？

こんにちは！

BASEBALL ONEの
後界 昭一(ゴカイ ショウイチ)です。

 

私は高校3年間を
神港学園神港高校で過ごしました。

その高校野球生活について
今回はご紹介させていただきます。

 

高校野球に対しての不安

高校野球を視野に入れている
あなたは高校野球生活対して
期待と不安が入り混じった感情に
なっていませんか？

 

私は中学生の頃、
中学校の軟式野球部に所属していたため、
高校で野球するにあたり
ボールが軟球から硬球に変わることに
戸惑いと不安がありました。

 

ボールの硬さ、大きさ、
重さ、バウンドの跳ね方など
軟球から硬球の変化点は多いですが
当時の私が1番不安に感じたのは
ボールの硬さでした。

体に当たると痛い、、、
バットの根元、先で打つと痛い、、、
最初は芯で捉えても
痛みを感じることもありました。

 

この頃から
ボーイズやシニアなど
硬球でプレーしている
選手たちと比較すると
比べものにならないほど
差があると感じました。

 

不安に対して行なったこと

私は、中学3年生最後となる
夏の大会を地区予選敗退で終えたので
7月頃から高校入学の4月まで
約8ヶ月ほど準備する期間がありました。

 

ボーイズ、シニアの選手との差を埋めるべく、
硬球と硬式用のバット買ってもらい、
投げる・捕る練習として壁当てを行い
ボールの重さやバウンドの跳ね方を
覚えていきました。

 

打つ練習として
毎晩スイングをして
しっかりバットを振れる力を身につけ、

近所に硬球が打てる
バッティングセンターがありましたので
打感に慣れる練習を繰り返していきました。

「入学早々レギュラーになるんだ！」
「必ず甲子園に出るんだ！」

そういう思いを持ちながら
入学までの期間、練習をしてきたおかげで
硬球への慣れてきましたが
1つ埋められなかったのは実戦経験でした。

 

高校入学当初は、
高校生の打球速度、球速に
戸惑いを感じましたが
入学期間までの練習の甲斐もあり
慣れるまでにそこまで時間を
要することはありませんでした。

 

この約8カ月間の過ごし方で
高校入学してからの時間に
差が生まれると感じました。

 

入試も控えており
勉強も大事になってきますが、
時間を見つけて
中学野球引退後の
生活を考えてみるのも
高校野球で活躍するための
1つだと思います。

 

1日の生活の中で
野球のことを考える時間が
増やせるように
取り組んでみてください。

 

体に対しての不安

そしてもう1つ
苦労したことが体格面です。

 

私は決して体格に
恵まれた選手ではありませんでした。

 

高校入学当時は
身長165センチ、体重63キロほど
だったと思います。

 

入学するまでは
体格のことを気にしたことは
なかったのですが、

高校に入ると
先輩たちの体の大きさや
練習試合などで見る
強豪校の選手の体格を見て、

レギュラーになって
高校野球で活躍するためには
体を大きくすることが
必要だと感じました。

 

体を大きくするといっても
身長を伸ばすのは
なかなか難しいと思い
体重を増やすことにしました。

 

今でこそ
プロテインなどの栄養補助食品は
数多く販売されており
なおかつ簡単に
手に入れることができるので
トレーニングによって
体を大きくすることが
身近になっています。

 

しかし当時はプロテインなど
そこまで主流に
なっていなかったこともあり
トレーニング＋食事により
体重を増やすことを
意識しておりました。

【当時の食事タイミング】
①朝食
②2時間目終了後に弁当
③昼食
④練習前に補食（おにぎりやパン）
⑤練習後に夕食
⑥帰宅後に夜食

といったタイミングで
食事（補食）を取る
意識をしたところ、
高校2年生の時には、
168センチ、72キロと
体重アップに成功しました。

 

この体重アップが結びついたのか
1年生の時に打てなかったホームランが、
2年生の1年間で8本、
3年終了までに16本と
計24本のホームランを
打つことが出来ました。

 

体重を増やした効果は
打つ方だけでなく、
走ることや投げることにも繋がり

3年最後の夏大会終了まで
1番ショートの座を確立できたのは、
自分の体格を理解した上で
野球に取り組んだからだと思います。

 

あなたも高校進学にあたり
同じような不安があると思います。

 

そんなあなたには
今回の内容を参考にしていただき、
不安なく高校野球生活を迎え、
スタートダッシュ決めて
ライバルたちとの競争を
勝ち抜いてください。

 

高校野球に打ち込んだ3年間は
この先の人生に大きな影響を与える
かけがえのない3年間になると思います。

 

同じ目標に向かって
ともに汗を流したチームメイト、
自分のプレーへの葛藤や達成感、
高校野球を経験した者にしか味わえない
苦しみや喜びが溢れた時間となります。

 

色んなことを経験し、
精一杯、高校野球生活を
謳歌してください！

 

そのためには
挑戦が必要です！

失敗を恐れずに
どんどんチャレンジしてくださいね！