高校野球プロを目指したきっかけ

投稿日 : 最終更新日時 : 投稿者 : 木村武源カテゴリー : 巽大介ブログ, 野球コラム

こんにちは。

BASEBALL ONEの
巽大介です。

私は、岩倉高校から
読売ジャイアンツに
ドラフト6位で入団しました。

正直言って、
小学生、中学生、高校生の中で
まともに誇れるような結果は
残せていません。

今回はそんな私が、
プロを目指したきっかけや
プロになれた要因について
ご紹介していきたいと思います。

高校入学時から
私はプロ野球選手になりたいと
考えていました。

ですが、
それはただの夢を描いているだけで
どうしたらなれるかなど
全く考えていませんでした。

1年生から2年生に上がり
練習や試合も沢山積み
実力も少しずつ伸びていましたが、
注目は全くされずにいました。

2年生の冬には
肘の疲労骨折が見つかり、
冬合宿に参加できず
精神的に落ち込んだ時期もありました。

その時に、
担任の先生でもあるコーチから

「自分のできることをやれ。
お前のための時間を作ってやるから
自分で考えてやれ」

と言っていただきました。

本来であれば
ケガをしている選手は
練習の手伝いを行うところだったのですが

コーチはチームではなく
自分のための時間を
与えてくれました。

その時に初めて
ケガが治るまでの間の過ごし方を
真剣に考えて行動しました。

プロ野球選手になるためには

球速などの数値を
どのぐらいに伸ばすといいのか？

ウエイトトレーニングも
どのぐらいできるといいのか？

などを調べたりして、
本気で2ヶ月間、
取り組みを変えました。

そうすると
筋力測定でチーム内トップになるほど
体を鍛え上げることができました。

そうして冬が明け、
怪我も治り、
ピッチングをすると
球速も安定感も見違えるほど
良くなりました。

必ず結果を残し
自分の時間を
許してくれた仲間やコーチに
恩返しをしたいと思いました。

その恩返しとして
チームとしては甲子園出場
個人としてプロ野球選手になれば
自分がやってきた3年間を形に残せますし、
仲間にも誇ってもらえる人になれる
と思いました。

結果的には
甲子園には出られませんでしたが
プロ野球選手になることはできたので
仲間たちには喜んでもらえました。

いかがでしたか？

私は、怪我が要因で
諦めかけていたプロへの道でしたが、
周りの人たちの支えによって成長でき、
プロ入りを果たせました。

自分のために！
そしてそれが周りのため！
そう思う気持ちは原動力です。

その原動力で行動が変わります。

行動が変われば
人生を変えることができます。

あなたも
その気持ちを大切にして
みてはどうでしょうか？

高校野球 プロを目指したきっかけ