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この時期は
中学生の選手をスカウトする
高校野球関係者の動きが
非常に活発になる時期の一つ。

すでに、高校側から声が
かかっている選手もいるでしょう。

 

一昔前に特待生問題など
社会問題にまで発展したこと

また、公立校の無償化ということもあり
今までは無名と呼ばれていたチームが
いきなり力をつけて上位に食い込んでくるような
その地域ごとに勢力図にも変化が
見られるようになってきました。

 

こうした背景からも分かるように
高校野球のチームを強くするための
手段として、やはり中学生の選手を
いかに見極めてスカウトするのか?という

ポイントはとても
大事な要素として捉えられています。

 

 

高校野球のスカウト?

 

プロ野球と違い
高校野球のスカウトというのは
それだけを仕事にしている人が
いるわけではありません。
(地区ごとにスカウトを担当させている高校もあります)

各校、スカウトの形態は幾つか
あるかと思いますが、大半が下記のような
仕組みを作っています。

1 監督自らがスカウト活動を行う
2 面識のあるクラブチーム(いわゆるパイプ)
3 野球関係者の繋がり
4 OB、知合い
5 対戦校からの紹介・情報提供
6 ブローカー(要注意)

スカウトの定義も難しいのですが、
ここに上げたような方々が
選手をスカウトしていきます。

 

週刊誌などでも稀に取り上げられることが
ありますが多額の金銭を
要求してくるようなブローカーの方もいます。

人それぞれ考え方がありますが
どんな手を使ってでもその高校に入りたい!
という人はこうした方と接点を
持つようですが排除したり、
関わりを絶つ高校も増えていると聞きます。

結局はスカウト!スカウト!とは言っても
最終的には高校野球の場合
必ず、監督さん、部長、コーチが
動いていますので少しでも
怪しいスカウトには警戒すべきです。

少し話がそれましたが

こうしたスカウト(監督、コーチ)と
呼ばれる人たちが一体、
選手の”どこ”を試合や練習の中が見ているのか?

 

スカウトされる選手

 

一般的にはスカウトの方々は
下記のような選手を毎年注目します。

・本格派投手
・強肩捕手
・走力がある堅守の外野手、
・走力がある堅守の内野手
・長打力(パワーがある)
・クラブチームの監督さん推薦の選手
(元気がある、伸び代がある、性格がいい、視野が広い)
など

結果全てが普通に上手い選手は
スカウトの対象にはなりくい傾向があります。

プロ野球の選手もそうですが
1〜5ののどれか1つでもいいので
ダントツに飛び向けている子が
高校側にスカウトされる際の条件になると思います。

この条件がすべてではなく
毎年、チーム状況というのは変化します。
1年生に良い捕手がいれば翌年は徹底して
投手をスカウトしたり

1年生にエースにしたい選手がいれば
それを見越して打者を
徹底的にスカウトするなどチーム状況を
見ながら計画的にスカウトを行うチームもあります。

またチーム方針もあるので必ず
長打力がある選手をスカウトするチームもあれば
足の速い選手をスカウトするチームもあります。

いくら野球がうまくても・・・

 

最近では昔の高校野球のように
野球がうまければ入学できるわけではありません。

そう!勉学(成績)も重視されます。

明確に内申点が○○以上!と
基準を設けている高校がほとんどです。

入学試験で名前を書けば入学できたような
夢のような時代ではありません。

※5教科または9教科の合計点。
例えばオール5なら45。オール3なら27となる。

勉学が優秀であれば野球だけではなく
勉学で特待生という条件が
高校側から出されますので
今の時代の選手たちは決して
勉強も疎かにしてはいけません。

 

ご両親も見られています!

 

ここ数年
社会問題になっている
モンスターペアレント。

ご両親のいきすぎた主張を貫き通すため
高校側が苦汁を飲まされるケースが
実は後を絶ちません。

高校野球連盟が定期的に発表する
処分内容の中には
こうした親御さんの問題で
仕方なく処分をしている
という事もあるそうです。

なので、最近はスカウトに出向いた
高校野球関係者が
「この選手の親は?」と
質問することが増えていると聞きます。

子供の態度(テング)
親の素行(テング、勘違い)なども
最近は高校側は見ています。

また、中学のチームもその面は重視しています。

あまりにも問題があれば、
相手側(高校)に迷惑が掛かり、
ご縁が切れてしまうためチーム側(中学)も
高校側ははっきりと伝えています!

良い選手だけどもご両親の素行を聞いて
スカウトしない!というチームも多く存在します。

難しい問題です。だからと言って
ゴマをすればいいわけではないですし
黙り込んでいればいいという問題でもありません。

 

しかし!
あくまでも、主役は子供達(選手)です!

「この選手の親は?」と聞かれ
「大丈夫です」と一言で終わって貰えば
いいだけですから、やはりご両親は
見守る!というスタンスが重要です。

 

選手(子供)の考え方

 

もし!選手(中学生)が
強い高校へ進学したい!
という気持ちがあるのであれば

必ず!監督やコーチに意思表示を
しなければいけません!

ある中学野球関係者の方が
「最近の選手はどこに行きたい!って
言わないんだよ。どこでもいいとか
わからないとかそんなこと言う選手ばかりだ。」

中学野球の監督さんやコーチの方に
してみれば頭を下げてお願いするわけですし
相手(高校)にしても選手をお預かりするわけですから

選手の思いというのは重要視します。
行きたくもない、スカウトしたくもない
選手を進学させるわけにはいきませんし

僕は○○高校に行きたい!と
しっかりと意思表示をしなければいけません。

 

オープンスクール

 

夏休みなどに多く開催される
各高校のオープンスクール。

そこでは各部活動の体験会が開催されます。

そこではキャッチボールや
バッティングやノックを体験するのですが
このオープンスクールで

高校野球の指導者の方が
スカウトすることもあるようです。

こうした場面で選手は
必ず結果にこだわりますが
決してそれだけを見ているわけではありません。

・全力で何事も率先して取り組む
・大きな声を出す(返事)
・思い切ってプレーをする

プレーはもちろんですが
こうした当たり前を当たり前にできる選手も
必ずスカウトされていきます。

そもそも高校側は”育てる”つもりで
選手をスカウトしていきます。
野球が飛び抜けてうまい!そつなくできる
というだけでの観点でスカウトはしません。

選手としての姿勢もスカウトされる
重要なポイントになります。

 

ここまで幾つかのお話をさせていただきましたが
ここに上げた内容はほんの一握りのお話です。

その地域、各高校の方針がやはり存在しますし
中学チームと高校の今までの繋がりもあります。

あまり良いお話ではありませんが
その中学チームの監督さんの一存で
すべて(進路)が決まることもあります。

中学生とはいえ
選手たちの一生が決まる決断の一つ。

高校野球。

一人でも多くの選手が
大人のしがらみの犠牲者に
なることなく素晴らしい高校野球だった!と
言えるような2年半にしていただきたいですね。



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