「一流選手」

こう聞くと
あなたはどんな選手を
思い浮かべるでしょうか?

 

・ホームランバッター
・首位打者
・ゴールデングラブ
・トリプルスリー

様々な一流選手がいると思います。

 

それぞれ得意分野で
飛び抜けた才能を持っていますが
さらに超一流となると
走・攻・守どこをとっても
非の打ち所がないという
選手もいるでしょう。

 

ですがこうした一流選手や
超一流と呼ばれる選手たちには
ある共通点があります。

 

それは、、、

「ケガをしない」
ということです。

 

どんなに飛距離がすごい
ホームランバッターでも
160km/hを投げられるピッチャーでも
ケガをしていれば
試合に出ることはできません。

 

毎回試合に出て実力を発揮し
結果を残すから一流選手なのです。

 

おそらくケガに泣かされ満足に
結果を出すことができずに
引退していった選手たちは
山のようにいるでしょう。

 

もちろん
選手同士の衝突やデットボールなど
避けられないケガもあります。

 

またそうした事故以外にも
年間に100試合以上戦い
それと並行して練習も行なっている
プロ野球の世界では
疲労も蓄積するため
ケガのリスクはとても高いです。

 

ですが一流選手は
当たり前のように毎試合出場し
毎年結果を残し続けています。

 

その最も優れた例が
イチロー選手です。

 

イチロー選手はプロ入り以来
メジャーリーグを含めて
ほとんどのシーズンで
ケガをしていません。

 

それは偶然ではありません。

 

ケガをしないために
日々ケガの予防を
行なっているのです。

 

ケガ予防に対する意識の高さは
間違いなく世界NO.1です。

 

体全身のストレッチから
筋力の強化など
他のプロ野球選手でも
驚くほどの体の管理を
行なっています。

 

だからこそ!
40歳を超えても
メジャーリーグの
第一線で活躍し
続けていました。

 

ここまでの予防は
なかなか難しいかもしれません。

 

だからといって
あなたが何もしなくていい
わけではありません。

 

自分のペースでもいいので
まずは予防を始める!!
ということが大切です。

 

特に肩・肘などは
多くの選手が
一度は経験するケガです。

 

そのほとんどの選手が
予防を行なっていなかったために
起きてしまったケガです。

 

あなたは大丈夫ですか?

 

もし今、肩・肘が痛くなくても
ケガというのは
日々の積み重ねによって
いきなり痛みが出てきます。

 

だからこそ
痛みが出る前に
予防をするのです。

 

ここまでを読んだいただいた
あなたはケガを防ぐ
意識が高いと思います。

 

もし
ケガなんて自分に無縁だ!

そう感じていれば
途中で読むことを止めるでしょう。

 

しかし意識が高いので
読んで頂いていますよね。

 

この高い意識を
今日から今まで以上に
ケガというリスク管理を徹底し
ケガの予防に取り組んでいきませんか?

 

ピッチャーのケガとして
あなたも心配されるのが

『肩・肘のケガ』

ではないでしょうか?

 

特に!

少年野球では
ピッチャーの人数も少なく
一人にかかる負担は
大きくなりやすく

また、

「これ以上投げてしまうとケガをする!」

などといった感覚もないので
大きい、小さい関係なく
ケガをしやすい年代でもあります。

 

当然ではありますが
肩、肘のケガをしてしまえば
ボールを投げることが
できなくなってしまいます。

 

これでは
一番野球を好きになって欲しい
この年代につまらなく
感じさせてしまいますよね。

 

そんな思いをさせないために!

あなたに
お子様のチェックをして頂きたい
ポイントをご紹介していきます。

 

肩のチェックポイント

1.手を上げた時に自然な形で
 しっかりと上がっているか?

 

このポイントを
チェックしてみてください。

 

両手を上げた時に
利き手側だけ上がらない
状態になっていないか?

確認してみてください。

 

2.肩の後ろ側の筋肉が
 かたくなっていないか?

 

肩の後ろの筋肉がかたいと
手の甲を腰にあてて
肘を前に出したときに
利き手だけ移動幅が
少なくなっていないか?

確認してみてください。

 

3.肩甲骨の位置がずれていないか?

 

肩甲骨は
筋肉によって位置が
固定されています。

 

そのため周りの筋肉が
かたくなってしまうと
位置が大きくずれて
しまいますので
確認してみてください。

 

肩のチェックポイントとしては
上記3つをチェックするように
していきましょう。

 

肘のチェックポイント

1.曲げ伸ばしの動きに左右差がないか?

 

肘周りの筋肉のかたさにより
肘の動きも制限されてしまいます。

 

肘を曲げた時、伸ばした時に
左右差がある場合は注意が必要です。

 

2.力を抜いたときに手のひらが
 内側に向いていないか?

 

投げる動作では手のひらを
内側に返していく
動きが多くあります。

 

立ち状態から手の力を抜いた時に
手のひらが内側に向いてしまえば
肘の内側の筋肉がかたくなっている
可能性があるので注意が必要です。

 

肘の状態の変化を
見逃さないためにも上記2つの
チェックポイントを
確認していきましょう。

 

もちろん!

肩、肘をケガしてしまう原因は
これだけではありません。

 

そのほかの部位として
股関節、足の機能、胸郭の動き
なども大きく関連しています。

 

例えば
片足立ちでのバランスです。

 

片足で立ったときの
バランスが取れない場合などから
肩、肘のケガにつながってしまう
ケースもあります。

 

片足のバランスが取れなければ
投球動作の崩れにも
つながってしまいます。

 

また、意外な部位としても
『足の指』があります。

 

足の指を曲げ伸ばしできなければ
バランスが取りにくくなってしまったり
踏ん張りにくくなってしまいます。

 

その他にチェックポイントは
たくさんありますが

まずは!

ご紹介させていただいた内容で
問題はないか?確認してください。

 

そして!

これらの問題点を
少しでも少なくしていけるように
取り組んでいくことで
ケガのリスクを
低くしていくことができるのです。

 

ぜひ、お子様が
ケガをして後悔しないためにも
一度チェックしてみてくださいね!

 

ケガというのは
今は大丈夫だろう!!

そう思い、
何もしないことが一番危険です!

 

ぜひ、レベルアップとともに
ケガを未然に防ぐ取り組みにも
目を向けながらお子様のレベルアップの
サポートをして上げてくださいね!



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