フライ捕球から素早くスローイングに繋げる!

外野手のフライ捕球はただ捕っておしまい、というわけではありません。

 

もちろん、ランナーが塁上にいない時は捕球後ゆっくりと内野手へ返球すればOKです。

 

しかしランナーが塁上にいる時はケースにもよりますが、余裕をもって返球していい時の方が少ないのではないでしょうか?

 

特にタッチアップが考えられる場面では、捕球後、素早く内野手へ返球をしていきたいですよね。

 

タッチアップしたランナーを刺すために!と考えた時に1番に出てくるのは肩の強さではないでしょうか?

 

もちろん肩が強いことに越したことはないですし、ある程度の肩の強さは必要にもなります。

 

しかしながら肩が強いからといってタッチアップしたランナーを刺せるとは限りません。

 

ランナーを刺すためには肩の強さ以外に
・捕球体勢
・捕球位置

・持ち替えの速さ
・ステップの運び
など、
様々な要素が噛み合ってアウトにする事ができるのです。

 

 

その中でも捕球からスローイングに素早く繋げる為に必要な点3つ紹介していきます。

 

まず1つ目は『捕球体勢』です。

 

ボールを捕る瞬間に体の方向はどこを向いていればいいでしょうか?

 

ランナーがいない状態の時はもちろん打球対して胸を見せる形でとりますが、素早くスローイングに繋げる場合は打球に対して『正体ではなく半身』でとります。

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このように捕球することによって捕球後に前の肩を入れる作業が省かれスローイングに素早く移動する事ができます。

 

この時の注意点としては半身の状態を作ると前の肩が入り過ぎてしまい、ステップがインステップする傾向になりやすいので、最初は写真のように投げる方向へラインを作り、それに沿ってステップすることを心がけましょう。

スクリーンショット 2016-06-16 13.43.34

2つ目のポイントは捕球時の『ステップの踏み出し足』です。

 

捕球時はどちらの足から踏み出せばいいのでしょうか?

 

内野手の場合は捕球と同時に右足で入りますが、外野手の場合は逆になります。

 

下の写真のように右足から入ると右⇒左⇒右⇒左となってしまい、遅くなってしまいます。

スクリーンショット 2016-06-16 13.51.15

捕球後の踏み出しは『左足』から行うようにしましょう。

スクリーンショット 2016-06-16 13.42.25

そうすることで左⇒右⇒左3歩でスムーズに素早くスローイングに繋げていく事ができます。

 

最後のポイントは『捕球位置』です。

 

素早くスローイングに繋げて行くためには捕球位置が後ろすぎても遅くなりますし、

スクリーンショット 2016-06-16 13.46.59

前すぎても遅くなってしまいます。

スクリーンショット 2016-06-16 16.35.50

このような位置で捕球をするとその後の動作に移るまでに、どうしても時間がかかってしまいます。

 

ですので捕球は顔の前で肘が曲がった所で行なう事押さえるようにしましょう。

スクリーンショット 2016-06-16 13.40.34

この3点を押さえる事で捕球からスローイングまでの動作を素早く行う事が可能となります。

 

素早く送球する為のステップワーク

捕球からスローイングに素早く繋げる為にステップの踏み方として『左⇒右⇒左』とステップを踏む事で無駄なくスムーズに投げる事ができますが、これはあくまで余裕をもって落下地点に入れた際のステップ方法です。

 

しかし外野手がフライ捕球をする時にどの打球に対しても余裕をもって入れるかというとそうではありません。

 

・後方への大きなフライ
・正面へのライナー性のフライ
などは落下地点に入ることで精一杯の時が多いと思います。

 

その中でランナーがいれば素早く返球しないといけないですし、捕球からスローイングまでの時間もなるべく短くしていきたいところです。

 

このように打球に対して後ろから入る事ができない中で左⇒右⇒左

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とステップを踏んでいてはスローイングまでが遅くなってしまいます。

 

では、どのようにステップをするのか、、、、、、

 

それは「クイックスロー」です。

 

例えばタッチアップでホームへ返球する際に全ての打球に対して1人で投げるわけにはいきません。

 

どうしてもカットマンを使う時がでてきます。

 

そういう時には内野手と同様に素早くカットマンまで返球する必要があります。

 

そのためにはステップを左⇒右⇒左ではなく『右⇒左』2ステップ投げなければなりません。

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その時の試合状況やフライの大きさ、自身・カットマンの肩の強さを踏まえて、どちらのステップがいいのかを考え、使い分ける必要があります。

 

どのような状況でもホーム又はカットマンへ素早く返球できるようにするためにも両方のステップを使い分けながら、送球できるようにしていきましょう。

 

 

外野手の守備は点に絡む大切なプレーです。

 

その1点をあなたのお子様が阻止することができていますか?

 

ノーヒットであろうと1点を阻止してくれるのであれば、その選手を起用したいのが監督の心理です!

 

今回ご紹介した内容をきっかけに、更なる外野守備のレベルアップを目指しませんか?



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