こんにちは!

BASEBALL ONE
石坂 祐太郎です。

 

今回も
中学3年生が高校進学に向けて
確認したい投球フォームについて
ご紹介いたします。

 

前回の
「軸足で立った時の姿勢について」
はご覧いただけましたか?

<<<前回のブログはこちらから

 

今回は
前足に体重を乗せるための
チェックポイントについて

です。

投球動作は
軸足から前足へと体重移動を行い
体を回転させて
ボールをリリースしていく動作ですが
この体重移動と回転が不十分となれば
球威・球速・コントロールなどの
投球パフォーマンスは落ちてしまいます。

 

「体重移動ができているのか」
「回転はできているのか 」
「どのように確認したらいいか分からない」

このようなお悩みを
持っているあなたに
今回は
体重移動ができているかと
回転ができているかを確認するための
前足に体重を乗せるためのチェックポイント
についてご紹介いたします。

 

ステップからリリースまでの動き

投球動作において
体重移動というのは

重要なものです。

 

まず、前足を上げて
軸足で立ったときは

軸足側に体重が乗っています。

 

前足をステップし
踏み込んだタイミングで
前足へ体重を移していく
ことで
体重移動となります。

その際にポイントとなるのが
軸足の股関節から
前足の股関節に体重が移っているか

ということになります。

 

股関節の使い方がうまくできなければ
軸足と前足ともに体重が十分に乗らず
力を逃してしまいます。

 

力が逃げてしまえば
下半身の力を発揮することができず
ボールへと力を伝えることができません。

 

ボールへ力を伝えていくためには
前足を踏み込んだ際の
地面から受ける地面反力
(踏み込んだ力が地面から返ってくるもの)

下半身→体幹→上体→指先→ボールへと
連動させ、力を伝えていかなければなりません。

そして、関節の動きとして
前足を踏み込んだ直後から

足首→膝→股関節→胸部→肩→肘→手首→指
の順にかたまっていきます。

 

体重移動をしながら
回転動作も加わるため

ホームベース方向に対して
正対した姿勢で
リリースすることになります。

 

それぞれの関節が
適度に曲がった状態で
タイミングよく
かたまることによって
地面反力をボールへと
伝えることができるのです。

 

これらを簡単な表現にすると
・下半身の力をボールへと伝える
・下半身からの連動でボールを投げる
このような表現になります。

 

体重移動・回転動作の確認

それでは体重移動と回転動作
十分にできているかを確認する

チェックポイントについて
ご紹介していきます。

 

実際に投球動作を行なっていただき
リリースした姿勢で止まります。

ホームベース方向から
姿勢をチェックします。

 

チェックするポイントは
①前足のつま先の向き
②前足の膝頭の向き
③前足のつま先・膝頭・股関節のライン

以上の①〜③のポイントを
チェックすることによって

体重移動と回転動作が
十分であるかを確認することができます。

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

①前足のつま先の向き

リリースした時に前足のつま先は
どの方向を向いているでしょうか?

 

リリースする瞬間、
前足のつま先は

ホームベース方向に
真っ直ぐ向いている状態が理想です。

つま先が外側
向いてしまっている選手

体重移動の勢いを
前足で受け止めきれていません。

つま先が外側に開いてしまうと
前足の膝も開いてしまい
力が外側に逃げてしまいます。

 

一方、つま先が内側
向いている選手

股関節の動きに制限がかかり
前足へと体重を乗せ切れません。

この回転不足を
上体の捻りで補おうとすると
肩や肘の負担が大きくなり
故障につながってしまいます。

 

リリース時のつま先は
ホームベース方向を向いていることが
理想的ですが

柔軟性や骨格の問題で
つま先の向きは
選手によって違いがあります。

 

基準として
つま先はホームベース方向と考え
色々と試しながら

自分に合ったつま先の向きを
身につけていきましょう。

 

②前足の膝頭の向き

リリース時、前足の膝頭は
どの方向を向いていますか?

 

つま先の向きと同様に
ボールをリリースする瞬間は
ホームベース方向に
真っ直ぐ向いている状態
理想となります。

膝が外側を向いてしまう選手は
膝が割れた状態となっており
体の回転によって
受け止めるべき力を
逃してしまっています。

 

前足の内転筋の働きが弱いことで
膝が外側に割れてしまいます。

 

一方、
膝頭が内側を向いてしまう選手は

股関節の動きが悪いのが原因で
前足を踏み込む直前に
足を開く動きができません。

 

これも
つま先が内側を向いてしまう選手と同様に

前足の股関節への体重移動
不十分になったり

回転不足の原因となります。

 

前足に体重を乗せるために
膝頭の向きにも注意していきましょう。

 

③前足のつま先・膝頭・股関節のライン

コントロールアップのために
ポイントとなる点が
「前足のつま先・膝頭・股関節を
結んだラインが
地面と垂直になっているか」
です。

リリース時の
前足・膝頭・股関節のラインが
地面と垂直になっていることで
前足を軸として
回転することができるので

コントロールが安定します。

 

また投球動作は
踏み込んだ前足で
体重を受け止める動作ですので

前足の形がしっかりと
決まることで
安定し
力をしっかりと受け止められるので
結果的にボールへ最大限、
力を伝えることができます。

 

ホームベース方向から
前足・膝頭・股関節のラインが
地面に対して垂直になっているかを
確認するようにしてください。

 

今回は
前足に体重を乗せるための
チェックポイントについて
ご紹介いたしました。

 

体重移動が十分にできているか
回転動作がうまくできているか
確認する方法の1つとして
是非参考にしてみてください。

 

前足に体重を乗せるための
チェックポイントについて

動画でもご紹介しております!

こちらもご覧ください。

 

▼動画はこちらから▼

次回は
肩肘のケガにつながる
肘が抜けてしまうフォーム
についてご紹介します!

こちらからご覧いただけます>>>

 

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