高校野球日本代表の思い出その3

こんにちは。

BASEBALL ONE

好永貴雄です。

今回も、日本代表のお話しを
したいと思います。

初戦を苦戦するも、
試合ごとにさらにチーム力は
上がっていき、準決勝に進みました。

そして、ついに
僕は、準決勝の先発を
任されることになりました。

日本代表に選ばれる事自体、
光栄なことなのに、
更に先発までやらせてもらえて、
すごく幸せでした。

前日に先発を任されることを知り
その試合で、バッテリーを組む
相部屋の水野祐希選手と、
試合についていろいろと
話し合いました。

右打者には、
どういう配球でいく？
勝負球は何にする？など

今まで野球をしてきて、
ここまで試合の前の日に
考えたことはありませんでした。

決め球が、
インコースのストレートなら、
それを活かすための
配球を水野祐希選手は、
いろいろ案を出してくれ、
さすが高校トップレベルの
キャッチャーだと、
驚かされました。

点を取られても、
味方が点を取ってくれる
という安心感もあり、
緊張することもなく、
試合に入っていくことができました。

初回から、全力投球を心掛け、
前日のミーティングのおかげか、
６回2安打10奪三振1失点で、
中国打線を抑えることができました

マウンドがすごく楽しく、
正直最後まで投げたかったです。

試合は、コールド勝利で、
決勝に進みました。

決勝の相手は、韓国でした。
球場全体が韓国の応援で、
すごくやりずらかった事を覚えています。

試合は投手戦で、両チームエースの
投げ合いでした。
８回を終わって、2点差で
負けていたのですが、
9回からドラマのような出来事が
起こりました。

9回裏に、ヒットで出塁し、
ここで代打として神戸国際大付の
正木選手が打席に入り、初球の
150キロのストレートを
ホームランにしたのです。

ずっと打ちあぐねていた投手を
一球で仕留めたのです。

ベンチの中は、お祭りのように
みんな喜んでいました。

延長に入り、今度は、
愛工大名電の小島選手が、
初球をライトスタンドに放り込み
サヨナラ勝利で大会を
優勝という最高の形で
終わる事ができました。

今でも、日本代表の時の選手とは、
連絡をとることがあるのですが、
みんな最高の仲間です。

会うと、必ず
試合の話をしてしまうのですが、
それだけ印象に残る試合を
することができ、その中で
一緒にプレーできた事を
幸せに思います。

いい経験ができ、
野球の良さをもっと
知るこのができたので、
今は、選手のサポートをしているので
1人でも多くの選手に、
経験を交えながら、
伝えていけたらいいと思います。

そして、僕が
サポートさせていただいている選手が
日本代表に選ばれるように、
全力で僕も頑張っていきます。

P.S
先日、平田選手の自主トレを
サポートさせていただきました！

高校野球 日本代表の思い出 その3