3日目の今日は
「リリースの時後ろ足が
体重移動と一緒に出てきていないか？」
この内容は球速に影響しますので
しっかりと今日もお付き合いください。
それではスタートします！
体重移動の「時に」
ピッチングフォームの中で
体重移動というのはとても重要な要素です。
球速や安定した投球コントロールなどに
繋がってくるからです。
こうした効果を多くの選手が
理解しているのですが、、、
ピッチングの時に
この体重移動の事ばかり考えていると
上半身の突っ込みや
今からご紹介する後ろ足がついてきてしまう
現象に繋がってしまいます。
もうお分かりだと思いますが
後ろ足とは
つまり！
プレートに設置している足のこと。
(右投手であれば右足)
この足が
体重移動の時に
一緒についてきてはいけません
というのが今日のお話なのですが・・・
ステップせずに投げる事と同じ事！
体重移動の際に
後ろ足がついてきてしまうと
「リリースの時」に
ノーステップで投げる事と
同じ力の使い方になってしまいます。
(プロ投手の多くが後ろ足がプレート付近に残る)
速いボールを投げたい！
この願望は投手であれば
誰もが抱く目標です。
この思いが強すぎて
体重移動を意識しすぎてしまうと
後ろ足が踏ん張れず一緒についてきてしまいます。
その結果
球速は出ないですし
フォームもなんだか力強さがなく
腰が引けたような投げ方に
なってしまいます。
腰が引けるという事は
腰を回転させたフォームではない。
ということは球速は当然出ません。
そして
腕にばかり頼ったフォームになって
しまいますので疲労が肩や肘にばかり
たまってしまいます。
故障を防ぐ意味でも
こうした後ろ足が体重移動の時に
一緒にでてくるフォームは、、、
スグに！
修正しなければいけません。
当然ですが
リリースの後は離れてもかまいせん。
ずっとプレートについたままだと
今度は逆に
腰が回らなくなってしまうので！
今日はここまで。
テストさん
お気づきだと思いますが
球速を出すポイントの１つは
「後ろ足にある」ということです。
練習動画
4日目の明日は
「リリースの時に
前足の膝が外側へわれていないか？」に
ついてのセミナーです。
それではまた明日
お会いしましょう！
このブログの執筆者
BASEBALL ONE 代表・ベースボールアナライザー 西村昌太朗 (ニシムラショウタロウ) 2012年 野球専門・動作解析サポート BASEBALL ONE設立。 現在までにプロ野球選手をはじめ、 全国の社会人選手から少年野球選手、 女子ソフト選手など数多くの選手をサポート。 またチーム単位でのサポートも実施中。 年に数回行われる限定キャンプや セミナーには県内だけでなく全国の選手や その保護者が参加するほどの人気。 また自信が配信するビービーワン！通信は 県内最大級の配信数を誇るメールマガジンへと成長し、 購読者は指導者から選手までと 幅広い層に好評を得ている。 2014年のアクセス数が63万アクセスを記録し 野球情報専門のブログとしては急激に 購読者が増えている。
