バッティングで
調子がいい時にあなたはただ単に、
調子がいいということだけで
済ませてしまってはいませんか？
そもそも、
調子がいいというのは
どういうことなのでしょうか？
調子というのは、
その日の体調のことなのか？
体のキレのことなのか？
何を根拠に調子がいいと言っているのか、
あなたは理解できているでしょうか？
確かに体調や体のキレというのは、
試合に向けて調整していかなければいけません。
しかし、
体調や体のキレというのは、
その日によって、
違ってくるのは当たり前です。
毎日同じ体調、体のキレが一緒にできるなら、
どの選手も苦労はしません。
その違ったコンディションの中で、
どのようにすれば絶好調の時のように
スイングがしていけるか、
またはピッチングしていけるのか、
というのをわかっておかなければいけないのです。
ほとんどの選手が、
調子がいい時は、
『調子がいいわ〜！』
『ボールが止まって見える！』
『なんでも打てる感じがする！』
こういったことを口にします。
しかし、調子が悪くなった途端に、
『ここがこうなっている。』
『構えを変えてみよう。』
『足のあげ方を変えてみよう！』
というように、
いきなりフォームのことを考え出します。
しかし、
調子のいい時のスイングが
どうなっているのかもわからず、
調子が悪くなったからといって、
急にフォームを変えても遅いのです。
なぜなら、
いい時のフォームを知らないからです。
原因はそんなところではないのに、
理由もなく変えてしまうことで
さらにバッティングがわからなくなることは
少なくありません。
プロ野球選手でも、
コーチに構えや足のあげ方やいろんなことを言われ、
『バッティングイップス』
タイミングが合わず、手が出ない。
そういった選手も何人かいました。
なぜその足のあげ方のほうがいいのか？
なぜそうしなければいけないのか？
こうしたことを自分で知っておかなければ、
バッティングというのは狂ってしまいます。
そうはならないためにも！
調子が良いと言われていた時のフォームを
覚えていただきたいのです。
そうすれば、
その日の体調などが悪かったとしても、
すぐに改善はしていけるでしょう！
バッティングで一番難しいことは、
体重の乗せ方やバットの軌道を
改善することではありません。
いいバッティングをしている時の、
スイングを『継続していく。』
これがバッティングでは、
一番難しいことです。
あなたはバッティングがいい時に
調子がいいからとそれだけで済ませていませんか？
調子がいい時ほど
今一度よくフォームをチェックしていきましょう！
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