コントロールは投手にとって
永遠のテーマですよね!
一般的にコントロールというと
「ボールをコントロールする力」
を想像するでしょう。
制球力ですよね!
しかし、
それ以外に2つ大切なことがあります。
あなたは何か想像つきますか??
自分をコントロールする
一つは
「自分自身をコントロールする力」です。
投手というポジションは
メンタル面が大きく影響します。
調子の波が大きい投手の多くは
味方のエラーや、自分の四死球など
一喜一憂してしまいます。
投手は孤独なポジションとも言われ、
どんな苦しい場面でも
自分の投げるボールを信じて
投球していかないといけません。
エースという立場であれば
何かあるごとに一喜一憂していては
チームメイトからの信頼感も得ることが
難しくなってしまいます。
自分自身をコントロールできるからこそ
ボールもコントロールでき、
信頼される投手となっていきます。
試合をコントロールする
もう一つは
「試合をコントロールする力」です。
この試合をコントロールする力には
試合状況を読み、
テンポ、リズム、配球を
変えることがとても大事になってきます。
野球は投手が
勝敗の7割を決めると言われるほど
とても重要なポジションです。
野球には流れが必ずあるので
その流れをしっかり読み、
相手に流れがいかないように
コントロールしなければいけません。
投手が試合を
コントロールできるようになれば
勝利を大きく手繰り寄せることができます。
特別なすごいボールがなくても
勝てる投手はこの力が優れている投手が多いです。
強いチームは指導者が
日頃からこうしたことを
教えているチームがほとんどです。
コントロールはメンタル面の問題?!
余裕がない状態の時は
自分のペースではなく
相手のペースになって投球をしてしまい
失点をしてしまうケースがあるものです。
あなたもそんな経験がないでしょうか?
先ほどお話しした
「ボールをコントロールする力」
「自分自身をコントロールする力」
「試合をコントロールする力」
この3つを手にしたいのですが
今日すぐには意識することはできても
手にすることはできませんよね。
そもそも、試合になれば
自分のペースで投げることが
簡単にできないからこそ
このブログをご覧いただいているかと思います。
そして、、、
あなたは
「投げ急いでいる!」
「テンポが悪い」
そう言われることはありませんか?
こうした時に
「メンタル面」のことを
指摘されたりするものです。
しかし
この時にあなた自身で気づき
間合いを取るなどの工夫をして
変えることができれば良いのですが
なかなか修正できないのが
ピッチャーというポジションですよね。
「そもそも、 そういうポジションだ!」
と事前に
認識しておく必要があります。
マウンドに立てば
どんなすごいピッチャーだと
しても緊張もします。
そして力みます。
フォアボールも当然出します。
打たれれば、更に力みます。
だからこそ!!
常に間合いを取ることを
大切にした練習をする
必要があります。
間合いを大切にすることで
自分の投球のタイミングを
感じることができるようになります。
この投球のタイミングを
感じることができれば
力みも半減するので
試合で緊張し、力む中でも
意外に冷静になることもできるのです。
そして
技術的なことを言うのであれば
「投げ急いでいる!」
そう言われる状態で
多くのピッチャーは
体重移動のタイミングが
ずれていることが多いものです。
この体重移動のタイミングを
合わせることにより
ピッチャーとして
大きくレベルアップ
していくものです。
コントロールというのは
一朝一夕によくなるものではありません。
今回お話しさせていただいた内容を
事前に知って
練習に取り組む選手と
知らずに行き当たりばったりの
練習で取り組むピッチャーでは
大きく差が出てしまいます。
常に!間合いを意識し
タイミングを大切にした
練習を行いませんか?
コントロールが悪くても
タイミングさえあった状態で
テンポよく投げ込むことができれば
バッターというのは
ボール球でも振ってくれたり
初球からどんどん
振ってくれたりするものです。
『コントロール=メンタル』
そう言うのであれば
それはただ自分がコントロールが悪い
そう決めつけているだけかもしれません。
本日お話しした
3つのコントロールを追い求め
試合で勝てるピッチャーへと
日々練習を取り組んでいってくださいね!
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