どの世代でも
多く起きてしまう
『肘のケガ』
しかし世代によって
この肘のケガというのは
病態が大きく違います。
高校生より前では
骨もまだ成長途中であるので
骨端線での痛みや剥離骨折などが
起きやすいのです。
高校生以上になると
ほとんど骨も成人と変わらないぐらいまで
成長していきます。
そのため骨が剥がれてしまう
骨端線での痛みや剥離骨折というのは
減っていきます。
しかし高校生以上では
骨などはしっかりしている分
靭帯への負担が大きくなってしまうのです。
ダルビッシュ投手や田中将大投手が
ケガをしてしまったのも
肘の内側の靭帯なのです。
一流の選手でも
肘の内側というのは
ケガをしやすいものなのです。
そこで何が大切かというと
普段からチェックすることが大切です!
今回は
肘のケガの予防につながる
チェックのポイントについて
紹介していきます。
肩肘のケガといえば
肩や肘の動きを見られることが
多いかと思います。
もちろんこれも大事な要素です。
しかし肩肘のケガを起こしてしまう
原因というのは
実はその他にも様々あります。
今回紹介するのは
その中でも意外な
『首』です。
なぜ首の動きが大事なのか?
首の筋肉には
胸の前側の筋肉に繋がっているものや
首から肩甲骨についてくる筋肉があったり
細かな筋肉も多いのですが
肩の動きに関連しているものが
とても多くあるのです。
例えば
肩甲骨から首についている
肩甲挙筋という筋肉があります。
この筋肉がかたくなってしまうと
結果として肩甲骨の動きを
悪くしてしまいます。
肩甲骨の動きが悪くなれば
パフォーマンスを低下させてしまったり
ケガの原因ともなってしまうのです。
首の筋肉には肩甲骨のみならず
胸郭の動きに関連するものも
多くあります。
野球の動作の中では
偏ってしまう動きが多くあります。
例えば
右投げ右打ちの選手であれば
投げる際にも打つ際にも
左を向くという動作があります。
左を向けば
右側の首の筋肉は
伸ばされるようになり緊張してしまいます。
筋肉の動きに余裕があれば
特に問題となることもないのですが
筋肉がかたくなってしまっていれば
肩の動きも悪くなってしまったり
動きに制限が出てしまうのです。
肩肘のケガを予防していくためには
首の動きにも注目していく必要があるのです。
今回は首の動きをチェックする方法についても
紹介していきます!
首の動きをチェックしていきましょう!
チェックはペアで行ってください!
チェックの際に椅子があれば
椅子などに座った状態で
椅子がなければ地面に正座をして行ってください!
まずは首の向きをチェックします。
チェックしている人は
体の向きに対してまっすぐに向いているか?
傾きはないか?
ということを確認しておきます。
※もし傾きがあったとしても
このタイミングでは伝えないでください。
最後に全体的な動きの結果として
伝えるようにしましょう。
そして実際の動きについても確認していきます。
左右の回線動作
左右に倒す動作
この2つが基本です。
チェックしている人は
左右差でまずは判断していきましょう。
そしてチェックを受けている人は
回旋動作と左右に倒す動作で
どちらがいきにくいのか
感じながら行なってください!
最後にチェックしている人とチェックを受けた人の
結果を合わせていきます。
基本的にはどちらの意見も
同じになることがほとんどです。
正面を向いた段階で傾きがある選手は
結果が異なってしまう場合があります。
そのため最初の正面でのチェックは
忘れないようにしましょう。
動きの左右差がある場合には
まずは左右の動きを作れるように
ストレッチ等を取り組んでいきましょう。
最後に首の動きを改善するストレッチを
2本紹介します。
ぜひ取り組んでみてください!
首のストレッチ①
首のストレッチ②
肩肘の負担を軽減させるために
正しい知識を持つことが必要です!
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