小学生のうちに改善しておきたい打撃フォームPart４

こんにちは！

BASEBALL ONE

豊川フィールド

大川学史です。

 

 

私は少年野球の試合を

観戦することも少なくありません。

 

その中で

「フライを上げるな！」

「なんでできないんだ！」

「ゴロを転がせ！！」

 

このように指導がされているチームを耳にします。

 

そこで・・・

 

「上からたたけ！」

 

こう指導されています。

 

私はこのことをブログで何回も

お話をしていますが

まだまだ、このように少年野球で

指導されています。

 

この「上からたたけ」は感覚の言葉です。

 

感覚の言葉にも関わらず

子どもはそれが正しいと思い

実際の動きとして繰り返し練習します。

 

上から下へ振り下ろすスイングでは

ヒットの確率はどうしても下がってしまいます。

 

こちらの画像をご覧ください。

「上からたたけ！」と言われ、実践し、

上から下へ振り下ろしている選手と

社会人選手のスイング軌道の比較です。

 

どちらが良いでしょうか？？

 

上から振り下ろすようなスイングを

繰り返し、繰り返し行い、

少年野球ではゴロで抜けていた打球や

エラーにより出塁できていたが

中学・高校へと上がるにつれて守備範囲が広くなり、

ヒットの数が減る。

 

そして打てないと、

「俺は野球にはむいていないのかな・・・」と悩む。

 

指導者は野球を長く続けて欲しいと

願っているはずなのに

このような指導で壁にぶち当たらせてしまう。

 

これはいいのでしょうか？

 

フルスイングでフライになっても

良いじゃないですか？

 

小さくとにかくゴロを打とうとしなくても

良いのではないでしょうか？

 

もちろん、エンドランなど、

ゴロを打たないと行けない様々なケースもあるでしょう。

 

しかし！！

勝てる投手ほど

ゴロアウトの比率が高いです。

 

つまり、レベルが上がると

ゴロは通用しなくなってしまいます。

もし、あなたが上から下へ振り下ろすような

スイングをしているのであれば

クセになる前に改善することをオススメ致します。