私の投球フォーム
2013年4月19日 配信
いつもBB-ONE通信を購読いただき
誠にありがとうございます。
本日のブログに
僕の高校時代の投球フォームを
連続写真と動画と共に更新しました。
https://baseball-one.com/blog/archives/8782/
僕は高校時代
1年生からエースとして
マウンドに立たせていただき
たくさんの経験を積むことができました。
1年生の時の球速はMAX141Km
2年生の時は肩の故障もあり
おそらく130Km中盤ぐらいまで
落ちてしまいました。
3年生になり
エース、4番、キャプテンという
3役を任せていただきとてつもない
重圧の中野球をしていました。
(もう一度やれと言われたら正直
引き受けるかどうか・・・)
1年生から140Kmのボールを
投げていましたので
当然3年生になる時には150Kmを投げるように
目標を立てていました。
しかしです。
なかなか思うようにスピードが上がらず
大スランプに陥りました。
それまで控え投手をしていたチームメイトからも
「もうピッチャーは俺に任せといて」と
言われるほど最悪な状況でした。
そんなあるとき
ある先輩から
「お前が1年生の時に初めて対戦した時
浦和学院の大竹(現・広島カープ)より
全然早かったぞ!」と声をかけていただきました。
この時
豊田大谷と浦和学院が練習試合をしていたのですが
その当時からプロ注目右腕として大注目されていた
大竹選手(現・広島カープ)より私のほうが”速い”と
言うのです。
ですが明らかに球速表示は私のほうが遅い
その時!
私はピンッ!ときました!
“速く見えている”んだと。
私はボールの回転力にとても
自信を持っていました。
(ワンバウンドを投げるぐらいのイメージで投げても
低めに到達することが分かっていたぐらいです。)
球速を追いかけるのをやめて
空振りが取れるストレートを!つまり
ボールのキレ!回転力を強化しよう!と
考え方を変えました。
そうすることで当然
今まで同じトレーニングでは対応できません。
ジャンプ系、指トレ、股関節
体幹トレーニングと自分自身のメニューが変化し
回数や量が追加されていきました。
すると
球速自体は最終的には
MAX144Kmほどでしたが
140km台まで戻せました。
変化球を7種類投げられるようにもなり
打者が空振りする回数が増えていきました。
投手心理としては
「誰よりも速いボールを投げたい!」と
思うところですが
何よりもチームの勝利が優先です。
また打者を抑えさえすればよいのです。
球速を出そうとしすぎると
全体のバランスを崩す場合があります。
私が自分自身で言うのもなんですが
「発想を変化させたことで
結果・・・求めていたところへ辿りついた」
良い例ではないでしょうか?
あなたもぜひ!
参考にして頂ければと思います。
そんな私の投球フォームを
ブログにて更新していますので
ぜひ!ご覧ください。
https://baseball-one.com/blog/archives/8782/
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
BASEBALL ONE
ベースボールアナライザー
西村 昌太朗