生意気な1年生
2013年8月20日
おはようございます。
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いただきありがとうございます。
BASEBALL ONE
西村昌太朗です!
先日
プロ野球選手をはじめ日本一にもなった
有名大学野球部を
サポートしている大学の先輩(Kさん)と7年ぶりに
再会しお食事をしました。
その先輩は愛知県出身。
忙しいお仕事もお盆休みという事で
愛知県に帰省されていました。
このKさんは
愛知県の高校野球関係者と非常に多くの
交流をされている方です。
そんなKさんが僕との食事の前日に
とある高校野球関係者(部長)の方とお会いし
『今度久しぶりに西村と会うんですよ』と
お話したそうです。
すると
『あの生意気だった西村か!』と
Kさんにお話したそうです。
僕のプロフィールにも記載していますが
僕は高校1年生からエースでした。
3月に入寮し
4月には背番号11をつけて
春の県大会で主戦として登板。
6月に行われる
全三河大会にて優勝し
最優秀選手賞を受賞しました。
そしてその部長先生が言う
この”生意気”ぶりを
発揮したのがこの全三河大会での
決勝です。
僕はピッチャーとして様々なこだわりを
この当時から持ってました。
(それが生意気ととらえられたのですが(笑))
その一つに
”自分が気に入らないボールは使わない”。
というものがありました。
どういう事かというと
プロ野球の投手もよく
ゴロを打たれたり
ワンバウンドを投げた後に審判に
『ボールの交換』を
依頼しますよね。あのことです。
あなたも一度は聞いた事があると思いますが
硬式ボールというのは少しでも傷がついたりすると
ボールが『変化』してしまうんです。
アメリカでは紙ヤスリをポケットにしのばせ
わざとボールを
傷つけて投げる投手もいるほどです。
(↑不正投球なので真似しないでください)
自分はストレートを投げているつもりでも
その傷のせいで変化してしまい打者が打ちやすいボールに
なってしまう。また、その傷のせいで
指先を痛めるケースもあります。
自分が注意してボールを確認せずに
こんな結果になってしまっては
今までせっかく練習してきたことが
水の泡です。
僕は幸いにもこの知識を当時から
持ち合わせていたので
そんな後悔は絶対にしたくなかった。
だから
僕は審判にボールの交換を依頼したのです。
しかも、この時3回変えてもらっています。
『変えてください』
(・・・なんかやだな)
『すいません!変えてください』
(・・・また傷がついてる)
『すいません!変えてください』
3球目の審判さんのボールはこの日
最速の球速でした。
(怒ってたのかな?)
僕はこのボール交換を投手として
当たり前だと思っていました。が!
それが『生意気』な態度に
捉えられたようです 笑
(僕は全く生意気だとおもいませんが 笑)
自分の意思とは違うボールに
なってしまうのであれば
ボールを交換するべきですよね。
まあ でも・・・
1年生の投手がこんなふうに
3回もボール交換を要求していたら
そんなふうにも思われちゃうかな。
でも!
これをやったら生意気だとおもわれるかな?
やめておこう。。。
これは絶対ダメです!
ルール上認められているのであれば
『勝利のために』実行するべきです。
勝利の為にグラウンドに立っているのに
ビビって最善を尽くさない事の方が
僕は絶対にダメだと思います。
BASEBALL ONEメンバーには
ルール上認められていて
スポーツマンシップに乗っ取ったこと。
そして
それが勝利に近づく内容を
これからもお伝えしていこうと思っています。
PS
当時は生意気な1年生
今は
生意気な20代後半
50代 60代になったころ
若い世代に
『あのジジイうるせー』
と言われるのでしょうね・・・笑
BASEBALL ONE
西村昌太朗