ランナーの能力を見破る方法
2013年5月13日 配信
いつもBB-ONE通信を
ご購読いただき誠に
ありがとうございます。
BASEBALL ONE
ベースボールアナライザーの
西村 昌太朗(しょうたろう)です!
最近は気温がとっても高いですね。
私の本日の服装は
すでに、Tシャツにハーフパンツと夏を先取り
しております(笑)
ではでは
昨日の私のブログにて
告知いたしました!
「ランナーの能力を見破る方法」を
お話させていただきます。
まず、相手チームのランナーの
能力を見破る方法があることを
ご存知でしたか?
また自チームでは絶対に
行ってはいけないことがあるということを
ご存知でしたか?
これは
特に小学生、中学生には
よくありがちな「光景」です。
そして,見破る方法とは
「ランナーへの過度な
アドバイスを聞き逃さない!」
ということです。
よーく考えてみてください。
“走塁があまりうまくない選手”が
出塁した時と絶大な信頼を得ている選手が
出塁した時では
ベンチから出る声が変わっているのに
気づいたことありますか?
例えば・・・
「もう一歩出ろ!」←リード
「無理するな!」
「○○!ピッチャー見とけよ!」
など
もうベンチ全員ではないかと
思うぐらい躍起になってそのランナーへ
指示を出します!
その他にも
そういったランナーへの過度なアドバイス
というのはたくさんあるとは思いますが
ベンチからよかれと思って出している声が
実は
そのランナーがあまり
走塁がうまくない!と自チームが
猛アピールしていることになっているのです。
つまり
逆の立場(守備)であれば
そのランナーをおいている場面で
積極的な攻撃サインが出される
確率が低いということになり
投手を中心にバッターへ集中して
守備を行い易くなるということです。
ランナーのために
声を出しているとは思いますが
過度なアドバイスは
この選手は走塁が苦手です。と
相手チームにバラしているようなものなんです。
試合の時には
相手チームがどのような
声を出しているかという事を
耳をすまして聞いてみてください。
そのランナーがどの程度の
信頼を得ているのかが分かります。
これにより
相手チームが仕掛けてくる
作戦の幅が絞られるので守りやすくなります。
もう一度、試合の時の相手チームの声を
聞いてみてください。
自分たちがどのような声を掛けているか
振り返ってみてください!(^^)!
少年野球の場合
応援に来られれている
ご父兄からもこういった声が出る場合が
「多々」あるのでご注意ください。
ですので
本当に勝利にこだわるのであれば
スタンド(応援団)とも
試合への心構えというような
ミーティングを行うとより
一体感も生まれることと思います。
まとめ
ランナーへの過度なアドバイスは控え
普段の練習から足が速い、遅い関係なく
一定のレベルで走塁が行えるよう全員が
練習に取り組む必要がある。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
BASEBALL ONE
西村昌太朗